民事実務基礎では大島本(上巻)と大島本(過去問)を使っていました。
民事実務は書き方やテクニックよりも、大島本をどれだけ理解しているかだけで差がつく科目だと思っています。そこで、他の教材にあまり手を出さずに勉強対象を大島本だけに絞って、ボロボロにになるまで読み込みました。
大島本は①細かい説明まで含めて通読する読み方と、②当事者の主張を見たらすぐに要件事実の記載例を言ってみて合っているかを確認する読み方を使い分けていました。大島本は分かりやすさを優先して書かれていおり、通読を繰り返すのには向いていないので、僕がやっていた②の方法や、友達がやっていたように周回の際に読む部分を決めて色を塗っておく方法など、自分なりに短時間で集会できる方法を見つけておくのがおすすめです。
民事実務はコスパがいいと言われますが、少ない勉強時間で点数が取れるという意味ではなく、むしろ、やり込めば周りに差をつけることができる科目だと思います。特に最近は民事実務の問題、受験生のレベルがどちらもどんどんインフレしているので、しっかり時間を割いて、勉強すべきだと思います。類型別やアガルートの総合講義一問一答は大島本の①②の読み方の中間として使えると思いますが、周りが結局大島本を使っているので、周りに差をつけられないために、最終的には正面から大島本と向き合うのがおすすめです。
書き方については、要件事実の問題は大島本の思考過程に沿って実体法上の要件を先に書いてから要件事実を書くという順序で記述するようにしました。準備書面の問題は事実と推認過程を区別するようにしました。
民事実務基礎
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