使用教材
憲法は合格思考憲法、アガルート論証集を使いました。令和4年の際に他の参考書に手を出すのはやめたのは、令和3年の際に、憲法判例の射程、憲法事例問題起案の基礎、芦辺憲法、基本憲法、AG重問、憲法ガール等を買いましたが、合格思考しか持っていなかったR2よりも成績が大幅に下がってしまったからです(A→F)。
勉強法
令和2年(A)、令和3年(F)の受験経験から、アクロバティックな答案を書くのではなく、守りに徹した、平凡な答案を作成すれば高評価が来ることが分かりました。予備試験でA評価を取るには合格思考憲法とアガルート論証集などを使った判例学習だけで十分だと思いました。憲法が不安で、多数の本に手を出したり、法律論の勉強に走って混乱してる人がいたら参考にしてみてください。
令和4年の際は、既に2回の受験で合格思考憲法を何周かしていたので、短答まで普段の答練、過去問、自主ゼミ以外の勉強をせず、短答後に合格思考憲法とアガルート論証集を読み直すだけにするという勉強方法にしました。アガルートの論証集は合格思考憲法に載っていない判例について、判例の考慮要素を把握する目的で使いました。論証集の中でも規範を暗記すべき部分と、考慮要素を何となく理解すべき部分を分けて勉強しました。
アガルートの重問を使わなかった理由は、予備試験の傾向から外れていると感じたからです。重問の憲法は法科大学院の過去問などが多く、現在の予備試験の傾向からはずれているように思います。重問が販売されている科目で使わなかったのは憲法と刑法だけです。
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