刑事訴訟法は重問、アガルートの論証集、判例百選スピード攻略講座、古江本、伝聞法則に強くなる等を使っていました。
令和2年、令和3年受験時は基本刑事訴訟法Ⅱ、リーガルクエストなど、さらにたくさんの書籍に手を出していましたが、勉強対象を絞って知識の正確性を高めることにしました。基本書や古江本については、自主ゼミで他社の論証集を使っている友達と意見が合わずに困った場合にのみ、どう書かれてあるのか参照するようにしました。特に古江本はコロナ太りでかなり分厚くなってるので、辞書的に使ったり、苦手分野だけ読んだり、読解民訴のように誤答例を解説してくれている部分に絞って読むといいと思います。
アガルートの判例百選スピード攻略講座は、行政法でも説明しましたが、百選を問題集として使い、当該判例が論文式試験で出題された場合にどういった答案を書くかを示してくれる講座で、インプットとアウトプットを同時にすることができます。判例の理解を深めながら、新司法試験に4位で合格した渡辺先生の書いた論述例がたくさん手に入るのでとてもおすすめです。
伝聞法則に強くなるは、司法試験の過去問を題材にして伝聞法則を分かりやすく解説してくれている本です。いずれ司法試験の過去問を解く段階でやるだろうと考えてやってみましたが、とても分かりやすかったです。
論証集について、アガルートの論証集は令和2年の一事不再理効や、令和4年の「場所」に対する令状で「物」を捜索することの可否までしっかりカバーしていておすすめです。古江本を読んだ後にアガルートの論証集を読むと、細かい部分まで正確性に配慮していることが分かると思います。最近は、伊藤塾を使っている友達でも刑事系の論証集だけアガルートを使っている人が増えているように感じます。
関連記事