刑事実務基礎の勉強では刑事実務基礎の定石と伊藤塾の試験対策問題集を使っていました。
刑事実務基礎の定石は短答、論文、口述の全てに役に立った最高の参考書です。定石には、論文の実務基礎科目や口述で必要になる手続の知識から、論文のあてはめの際の考慮要素や、それぞれの考慮要素が肯定方向なのか、否定方向なのかまで細かく書いてあります。この知識が短答や刑事訴訟法の論文答案で役に立つこともありました。この本と過去問をやり込めば十分だと思います。
刑事実務は他の科目に比べて、書き方が重要だと思ったので、自主ゼミをしたり、合格者に答案を見てもらう機会を多めにしました。
本番では民事実務→刑事実務の順で解くようにしました。刑事実務の中でも手続きに関する問題を先に終わらせ、時間ギリギリまであてはめ重視の問題を解くようにしました。例えば、民事実務の設問1→2→3→4→刑事実務の設問4→3→2→1の順番で解くことが多かったです。
刑事実務の勉強法
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